【TRANSCENDENCE/トランスセンデンス】Trapa 77B+ / トラーパ 77B+

【TRANSCENDENCE/トランスセンデンス】Trapa 77B+ / トラーパ 77B+

販売価格: 61,000円(税別)

(税込: 67,100円)

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商品詳細





日本国内のあらゆる雷魚フィールドをこの1本で

Trapa77B+は、雷魚ゲームに 求められるあらゆる要素を詰め込んだ可変レングスマルチピースロッドです。

フロッグメーカーであるOLD NORTH BUTTさんとの共同開発により、テスト開始から5年の歳月を経てようやく完成に辿りつきました。

雷魚ゲームのステージとなる フィールドは千差万別。
広大な沼から軽く飛び越えられそうな細い水路までが対象になる規模的要素に加え、カバーの種類や生育状況によっても状況は刻々と変化していきます。

トラーパ66/77B+は、「一本で多くのフィールドを攻略できる雷魚ロッド」を具現化すべく、様々な地域のあらゆるタイプのフィールドでテストを重ね完成しました。

フィールドの規模に合わせて使い分けられる2つのレングスとマルチピースによる携帯性、そして何より、オープンからヘビーカバーまで 幅広く対応できるパワー設定をとことん追求しました。
また、過酷な状況下でも集中力を保つファクターとして、疲労感を軽減する高バランス設定にも拘りぬき軽快な操作性を実現しています。




(SPEC)

Length : 6.6 - 7.7ft
Closed Length : 635mm
Weight :189 - 216g
Line : PE#6 - PE#10
Drag Max : full drag
Guide : Titanium, Sic mix 




度々、高負荷での使用を強いられる雷魚ロッドにおいて、マルチピースロッドに対してアングラーが気になるであろうリフトパワー、フッキングパワー、破断強度。
Trapaではこれらを徹底的に検証し、テストフィッシングでは藻ダルマの大型を多数仕留め、破断強度テストでも従来のマルチピースロッドを上回る強度を実現。
ワンピースロッドと何ら変わることない安心感がありながら、雷魚ロッドとしては軽量の部類に仕上げました。

一日中使用してもストレスなく使える軽快さ、ビッグフィールドでの遠投性能、2in1システムを導入したことによるクリークでの取り回しの良さなど、全てがマルチピースロッドだからこそ実現出来たことと言えます。






Trapa77Bは沼や野池など規模の大きなフィールドにマッチします。

様々なウェイトのフロッグを遠投するキャスタビリティ、太軸フックをシッカリ掛けるフッキングストローク、大量の藻と共に大型を寄せるパワー、長さを感じさせない操作性を高い次元で実現しています。

まるで強靭な筋肉のようなブランクが、オープン-ライトカバーではヘッドシェイクをいなしてバラシを軽減する追従性を持ちながら、ヘビーカバーでも力負けすることなく対応できるブランク特性は、軽いフロッグではベリーで、重いフロッグではベリー-バットで負荷を受け止めて力強く反発することで幅広いウェイトのフロッグを気持ちよく遠投できるキャスト性能にもつながっています。

単に「硬い」「柔らかい」といった表現では表せない、漲るパワーを体感できるブランクは雷魚ゲームにおける基本的なハードシチュエーションにしっかりと対応するスペックを持ち合わせています。

マルチピースロッドメーカーが本気で考えた雷魚ロッドの形がTrapa77Bです。








Trapa66Bはクリークなどの小規模なポイントで快適な釣りを展開するために開発されました。

イメージ的にはバスフィッシングのような細かい釣りを展開するようなショートピッチのフリップキャストを多様するようなフィールドで、取り回しの良さ、操作性を考慮した際に7ft以上のロッドの必要性が少なく、ショートレングスのブランクスの持つアドバンテージが大きいと考えました。クリークなどの小規模フィールドやテイクバックが制限される状況、さらには緻密なアクションで喰わせたい近距離戦で活躍します。

雷魚ロッドとは思えないほどの軽快さと取り回しの良さは、例えばクリークの対岸をワンハンドキャストでスパスパと撃ち進んで行くスピーディな展開から、ティップを数センチ刻みで揺らす微細なシェイクや、水面に波紋をだすだけの繊細な操作を可能にしています。

雷魚ゲームに求められるフッキングパワー、高負荷に対応できる強度はもちろんのこと、7ft台の雷魚ロッドにない雷魚ロッドの新しい形を生み出すことができました。







全ては雷魚を想う気持ちから産まれたブランド ”OLD NORTH BUTT” 。
雷魚をこよなく愛する代表が雷魚とその未来を考えた中で新しいフロッグが生まれました。

その名前はBOTA。



OLD NORTH BUTTの代表は、フロッグの上向きフックで雷魚の目を傷つけてしまった経験から雷魚のフロッグの形状について疑問を抱き、フロッグを作りはじめました。

雷魚とのコンタクトポイントであるフック。
そのフックの向きを改良し、フッキングしやすい形状、ベント、ゲーブを繰り返しながら独自の雷魚フックを開発。フロッグのフックを下向きにしてもヒシにスタックすることなく、しっかりと雷魚の口を貫くセッティングにたどり着きました。

いつまでもアングラーを楽しませてくれる雷魚に致命傷を与える要素を排除したフロッグがBOTAです。
是非一度手にとって欲しいフロッグです。






Trapa77B+は雷魚ロッドとして徹底的にテストを繰り返して来ましたが、他の釣りにも最適もしくは使えるシーンがあります。
実釣ではアカメ、ピラルク、ビッグベイトシーバスなどでテストをしました。
また、ミズダコ釣りなどにも使いやすいと思います。
太糸でする釣りには最適なので、いろんな釣りに使って見て下さい。


■インプレッション

Trapa77B+にかける想い

春が訪れ、草木が芽吹き水面にも水生植物の浮葉が顔を出すと僕らのシーズンが開幕する。

雷魚ゲームは特殊な釣りである。
中空フロッグのみ、水面オンリーという制約を自らに課し、ターゲットに挑む。
そんな釣りの中で、私は雷魚のいる水辺の景色が特に好きだ。
水生植物に囲まれ時には水面すら見えず緑一色に染められた世界の中で行う釣りはあまり類を見ないと思う。
そんな景色を求め、北へ南へ、はたまた東へ西へ自家用車はもちろん、公共交通機関も用いて釣行を繰り返す私にはどうしても雷魚釣り専用のマルチピースロッドが必要だった。  

雷魚釣りに”も”使えるマルチピースロッドはこれまでにも存在したが、どうしても汎用性を重視したためにティップが柔らかすぎて特に私の好きなカバーゲームでは植物等にフロッグがコンタクトした際にスタックしてしまい使いにくいことが多かったり、太軸のダブルフックを使用したフロッグにおいてフッキングが決まらなかったりした。
当初から雷魚専用ロッドとして開発をスタートしたトラーパはこれまでのマルチピースロッドにはあまりなかった張りのあるティップやブランクによりそれらの問題をクリアし、非常に快適にフロッグによる雷魚ゲームが展開できる。

また、トラーパの面白い特徴として、他のトランスセンデンスのロッドにもみられるように、7.7ft.と6.6ft.の2種類のレングスに可変であることが挙げられる。
これは開発当初から提案していたもので、小規模クリークから大規模な潟のようなフィールドまで雷魚ゲームにおける様々なシチュエーションに対応するためである。
状況に応じて一本の竿で2種類の長さを使い分けることが可能であるというのはフィールドテストを行う中でも思いのほか便利であった。

トラーパというロッドネームは我々雷魚釣り師とはとても馴染み深い、とある植物の学名からつけさせて頂いた。
この竿が彼方此方に旅する貴方のよき相棒となり、つぶらな瞳の美しい雷魚に出逢えますことを祈っております。

​Keisuke Doi





バーサタイルを突き詰めた雷魚ロッド

柔らかいわけではないのにオープンエリアでのヘッドシェイクをしっかり受けとめる追従性。ガチガチのヘビーロッドではないのに遠投した太軸フックをしっかり掛け、大量の藻と共に大型を寄せてくるパワー。

18gから60gまで様々なフロッグのウェイトをしっかり乗せ、ロングキャストできるキャスタビリティ。
※テストでは、6‘6“で18g-45g 7’7”で18g-60gを使用。


クリークや小規模エリア、近距離戦で軽快かつ繊細に操作できる6‘6“レングス。

大規模フィールドで活きる7’7”セッティングの遠投性能とフッキングストローク、そして漲る強さ。

ロッドに限らず、“バーサタイル”を謳う道具は、万能・多用途であるが故に、ある部分で少し足りない中途半端さを感じることが多いものだが、トラーパに関してはそういう点は全くなく、雷魚ロッドにおけるバーサタイル性能をいかに突き詰めたブランクであるかを感じ取ってもらえると思う。

EVAセパレートとコルクのストレート、2タイプのグリップがリリースされるトラーパ。

近年では、国産丸型やアブのアンバサダーではなく、ロープロファイルのリールを使用している私にとって現在市場にある雷魚ロッドには私の求める握り感のものがないため、ロープロリールならではの使用感を煮詰めるべくEVAタイプのグリップを提案させていただいた。

雷魚ロッドには定番とされてきたリールシートFuji TCS-18でなく、ACS-17を使用したことでコンパクトなパーミングとより軽快かつ繊細な操作感を実現している。ロープロタイプのリールを使用するアングラーには是非使ってみて欲しい。

とにかく手にとって様々なフィールドをトラーパと共にして欲しい。
きっと、タイプの違うシチュエーションを多く経験するほど、ユーザーからの信頼を得られるロッドに仕上がっていると自負している。

OLD NORTH BUTT HIROKI SATO