ラインローラー用BB(NEWセルテート・イグジスト・ルビアス系)の改造方法 : ラインローラー2BB仕様ベアリングチューン

SHG-740 使用するベアリング
ラインローラー用BB(740系)
品番:SHG-740

size:内径4mm×外径7mm×厚さ2mm オープンタイプ
※品番をクリックすると、ベアリングの商品ページにジャンプできます。

SHGP-RL ベアリングとパッキン・カラーがセットになった商品はこちら
ラインローラー用BB(SHG-740)+ローラーパッキン・ローラーカラー
品番:SHGP-RL

size:内径4mm×外径7mm×厚さ2mm オープンタイプ
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ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
①ラインローラーにベアリングを1個追加し、2BB仕様にします。
  まずラインローラーのネジから外します。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
②アームのワッシャーも外します。
※アームの戻りに勢いがありますのでご注意下さい。
※機種により、元々ワッシャーが付いていないリールもあります。
  また、がっちりとはまっており、簡単に外れない物もあります。
  その場合は無理に外さなくても大丈夫ですが、紛失にはご注意下さい。


ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
③ラインローラーが簡単に指で外せれば良いのですが、固くて外れない物も多くあります。
  このような場合は、ラインローラーを外す準備をしますので、”④”へ進んで下さい。
  指でラインローラーが外れた場合は、”⑨”へ進んで下さい。
※無理に外そうとしてベールを曲げない様に注意して下さい。
  外れる物は簡単にスポッと取れますし。外れない物はこのままではいくらやっても外れません。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
④反対側のアームカバー・ベールを外します。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
⑤ベールが完全に取れました。
※ベールロックシャフト周辺の部品が外れやすくなりますので、部品を無くさない様ご注意下さい。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
⑥ベールロックシャフトが外れた場合、この向きで取り付けます。
※取付位置が甘いと、最後に組み上げた際にハンドルが回りません。
  その様な症状の場合は、シャフトの位置を確認して下さい。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
⑦ラインローラーを外す準備をします。
  ”②”で外したネジをベールに再度取り付けます。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
⑧机などの上でネジを軸点としてラインローラーを垂直に強く押し込み、ラインローラーを取り外します。
※固着してかなり固い場合がありますが、部品を曲げたり破損しない様にご注意下さい。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
⑨ネジを外し、ラインローラーを外すと、ローラーカラーが奥にあります。
  こちらも指で簡単に外れる物と外れない物があります。
  外れない場合は、カッターなどを使って引っかける感じで回すと良いでしょう。
  固着している場合は、オイルやお湯などでカラー部分の塩分・汚れを落とし、
  滑りを良くしてから作業して下さい。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
⑩ラインローラー周辺の展開図です。
  写真を参考に各パーツを交換します。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
⑪両サイドのパッキンを減らす事によって更に滑らかなラインローラーになりますが、
  ゴミや水分も侵入しやすくなります。
  管理釣場や淡水域でのご使用がメインでしたらパッキンを外し、性能重視にする手もあります。
※パッキンを外すとベアリングのシャー音が大きくなる場合があります。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
⑫ラインローラーを順番通りに組み上げれば完成です。
  ベアリングを組み込む際は、無理な力を加えてパーツ類を曲げてしまわない様注意して下さい。
※アームの戻りに勢いがありますのでご注意下さい。

ラインローラー用BB(NEW10セルテート・イグジスト・07ルビアス系)の改造方法
⑬組み上げが完了したら、爪楊枝などを使ってラインローラーの回転をチェックしてみましょう。
  ラインローラーのメンテはスピニングリール中でもとても重要な箇所です。
  回転の悪いラインローラーは、ライントラブルや感度障害の元ですので、
  適時、分解洗浄・オイルの注油などを行ってあげると良いでしょう。

※リールのチューニングは自己責任でお願い致します。