シマノ DCブレーキ搭載ベイトリールのベアリング交換方法
シマノ 08メタニウムMgDC/MgDC7のDCユニット内部のベアリング交換方法
サイドカバーを開き、DCユニットが取り付けられている中蓋を取り外します。
そうすると、リール本体・スプール・DCユニットに分解出来ます。
取り外した中蓋のスプール面にあるビス3本を取り外します。
ビスを取り外した後、金属プレートを取り外します。
次に、中蓋とDCユニットの間に取り付けられているワイヤーリングを取り外します。
取り外し方はマイナス精密ドライバーをワイヤーと中蓋の間に入れすくいあげるようにし、作業位置はワイヤーリングの切れ目から行うとスムーズに行えます。
これでワイヤーリングを取り外すことが出来ます。
ワイヤーリングを取り外すと中蓋とDCユニットを分離出来ます。
ここまで分解するとベアリングの交換が可能になります。
ベアリングはベアリングストッパーリングで固定されているだけですのでマイナスの精密ドライバーなどを用いれば簡単に取り外しが可能です。
ベアリングストッパーリングを取り外せば純正ベアリングが取り出せ交換が可能になります。
なお、ベアリングストッパーリングは予備もご用意していますので破損や紛失された場合などにご利用ください。
ベアリングが取り出しにくい場合はハンドルノブキャップリムーバーを用いて引っ掛けるように取り出せば簡単に交換作業が出来ます。
ベアリングを中蓋に取り付け、ベアリングストッパーリングで固定します。
中蓋とDCユニットを再びワイヤーリングで固定します。
金属プレートと3本のビスを取り付けます。
この時、金属プレートには向きがあります。
金属プレートの突起部が写真のようになるよう注意しながら取り付けてください。
DCユニットを本体に戻します。この時、写真の赤丸部が重なり合うように取り付けを行ってください。
最後に、ハンドルなどを回して動作確認を行い問題なければ作業完了です。