こんにちは、バス釣り歴30年、YOUTUBEチャンネル「バスフィッシング消費者の部屋」と申します。
https://www.youtube.com/channel/UCrRXJwr6Mq5BGTdBGO-KFfA



名前が長いので「バスに消費する」を略してバスキエと呼ばれています。
ひょんなことからヘッジホッグスタジオさんと仲良くなり、この記事を書かせていただくこととなりました。
釣り業界の発展を目指して、複雑に思えるバスフィッシングを出来るだけ分かり易く書いていきますので皆さんよろしくお願いします!!

【おススメあり】もう悩まない!バス釣り用ラインのイロハ

バスフィッシングを始めたけど、ライン(釣り糸)ってどれを買ったらいいか分からない・・・
確かに複雑で専門的に感じられるかもしれないですが、それを出来るだけ簡単に解説します!

極論ですが、どれを使っても魚は釣れます!
ただそこには向き不向きが存在するので最適なライン選びとは何か?についてお話しします。

【4つのカギ】
最適なライン選びには下の4つがカギになります。

◆ラインの種類
◆リールの種類
◆釣りのスタイル
◆タックルバランス

◆ラインの種類

バスフィッシングに用いられるラインには主に3つの種類があります。

・フロロカーボンライン
・ナイロンライン
・PEライン


最適なライン選びにはそれぞれの特徴を理解していた方が良いので、簡単に特徴をご紹介します。

・フロロカーボンラインの特徴
硬い
吸水性が無い
比重が重い(水に沈む)
摩擦に強い

・ナイロンラインの特徴
ハイコスパ
伸びがありしなやか
吸水性がある
強い摩擦に弱い
比重が軽い(水の中を漂う)

・PEラインの特徴
水に浮く
複数のラインが縒り合されている
結び目がほどけやすい(特殊な結び方が必要)
伸びない
引張強度が強いが根擦れに弱い

以上の特徴を踏まえて、あえて言うならばよほど特殊な釣りでない場合は、バスフィッシングはフロロカーボン一択です。



ナイロンやPEは「クランキング」や「パンチング」、「パワーフィネス」などレベルアップしてから必要になってくるため、まず初めはフロロカーボンから使ってみましょう。
因みに「クランキング」や「パンチング」もフロロカーボンで十分楽しめます。


◆リールの種類
バスフィッシングにはラインを巻くリールに色々な種類があります。

・スピニングリール
バスフィッシングによく使用されるスピニングリールのサイズは2000-3000番が多く、特に2500番が最適といわれています。
この番号は数字が多くなるにつれリールのサイズも大きくなります。
スピニングリールの特徴は、1g-5gほどの軽いルアーでもラインを放出するときの抵抗力が少ないため、簡単により遠くに投げることが出来るというメリットがあります。



・ベイトリール
バスフィッシングの醍醐味ともいえるベイトリールは比重の重いルアーを遠くに投げるのに適していて、その操作性から複雑なポイントにもルアーを送り込むことの出来る両軸タイプのリールです。
また、ベイトフィネスといったジャンルもあり、ベイトリールでも軽いルアーが投げられるように改良されたリールも多く販売されてます。



ベイトリール、スピニングリール共に適切な糸巻き量がHPや箱に記載されているので、基本的にはその量を巻いていれば問題はありません。

例:12-100 → 12lbが100m巻くことが出来る

◆釣りのスタイル
単純にバスフィッシングといっても、使用するルアーや、タックルによって様々な釣りのスタイルが存在します。
バスフィッシングでよく出てくるスタイルに「打ち」と「巻き」というスタイルがあります。
「打ち」とはオカッパリ、ボート問わずアシ等の水生植物に潜むバスを16lb以上のフロロカーボンラインや、5号を中心としたPEラインを使いひたすら投げて釣っていくスタイルになります。
複雑に絡む木の枝やびっしり生え揃ったウィードから魚を引っ張り出すため、強靭な太いラインがよく使用されます。



「巻き」とはスピナーベイトやクランクベイト、シャッドやスイムジグなどリールのハンドルを巻き続けてルアーを動かし魚を見つける釣りのスタイルです。
広い範囲を効率よく探ることができ、広範囲に散った魚を上手く拾うことが可能なスタイルです。
こちらは使うルアーの重さによってラインの細さを使い分けます。

5g-10g → 8-10lb前後
10g-14g → 12-14lb前後
14g-21g → 14-20lb前後

その他にもビッグベイトをはじめ先ほど触れた「クランキング」や「パンチング」、「パワーフィネス」等といった様々なスタイルがあり、その特徴に合わせて素材や太さを変え最適なバランスを探ります。



◆タックルバランス
バスフィッシングをするために必要なロッド、リール、ライン、ルアーのバランスの事を指します。
べナベナの柔らかいロッドに大物用の大きいリール、3lb等の細いラインではバランスが悪く釣りをしていてとても疲れるでしょう。
また、せっかく魚が掛かっても逃げられてしまう可能性が高くなり、快適な釣りが楽しめません。
そのバランスを最適な状態にするのもバスフィッシングの楽しみの一つです。
ロッドには適合するルアーウェイトや、ラインの太さが明記されています。
また、リールにも12lb100mなどと最適な糸巻き量が明記されています。
そしてロッドの硬さに合ったルアー、リールに合ったラインをセットすることでより遠くに投げられたり、より魚が釣れやすくなったり、魚にたどり着く確率がグンとアップします。

【迷ったらこのセッティング!】
まだピンと来ないあなた、大丈夫です!
特に初心者の方は下記のタックルを参考にしてみてください。

スピニングタックル
ロッド:UL-Lアクション
リール:2500番
ライン:フロロカーボン5lb前後
ルアー:3g-7g

ベイトタックル
ロッド:ミディアムアクション
リール:12lb100m巻き
ライン:フロロカーボン12lb 前後
ルアー:10g-14g



【バスキエおススメのライン】
さて、なんとなくイメージ出来ましたでしょうか?
ポイントはとにかく買ってみて色々試してみることが重要です。
まずはリールに表記されている太さのラインを買えば大丈夫です。
https://www.hedgehog-studio.com/page/632
↑まずは純正スプールに100m巻いたときの、適正の太さを基準にしてみてください。



そしてバスキエおススメのラインは、何といってもシーガー R18 フロロリミテッドです!
https://www.hedgehog-studio.com/product/27948

とにかくこれは、単純に高品質です。
また、このラインは同じ強度でも糸径が他のメーカーに比べて細いんです。
しなやかで扱いやすく劣化しにくい、とても信頼を置いているラインです。
細くても切れにくい、プロでも密かなファンが多いとか。
慣れてくると色々試してみるのも楽しいですね!
皆さんに大きな魚が釣れますように、それではまた!

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他にも記事を随時更新してます!

【バスフィッシング消費者の部屋】YouTuberバスキエのコレイイヨ!
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