【IOSファクトリー】ダイワ用 ラインローラー Direct(ダイレクト)

【IOSファクトリー】ダイワ用 ラインローラー Direct(ダイレクト)

販売価格: 6,500円(税別)

(税込: 7,150円)

タイプ:
カラー:
数量:

◆リアルフォー ラインナップ




シルバー (淡水専用)
シルバー系リールとの相性は抜群
※ 在庫無くなり次第終了


ゴールド(淡水専用)
※ 在庫無くなり次第終了


イオンゴールド(ソルト対応)
どんなリールにも合う万能選手
※ 通常の淡水専用ゴールドは在庫無くなり次第終了


ブルー (ソルト対応)
シルバーやブルー系のリールとの相性は抜群


レッド (ソルト対応)
黒色系のリールとの相性が抜群


パープル (ソルト対応)
ブルーや黒色系のリールとの相性が抜群


パライバ・ブルー(2019年 新色ソルト対応)
奇跡の宝石、パライバトルマリンをイメージしたカラーは、どんなリールとも不思議と馴染んでしまうカラーです
特に淡いメタリック系のリールとの相性抜群です


ガンメタ(ソルト対応) 2020年新色
半艶のダークなガンメタカラーは黒色カラーのリールとジャストマッチ


◆TD系 ラインナップ



│淡水専用
・シルバー
・ゴールド

│淡水、海水両用
・レッド


ラインローラーの回転を向上させることで、リトリーブ感度向上。

ライントラブル軽減を図り、さらにはいかなるラインテンションであっても、スプールに整列にラインが巻かれることで、キャスト時の安定した放出に優れ、ガイドヌケの良い飛距離向上が体感できるラインローラーです。

その回転性は、ルアーがついてない状態において、ラインの重さでも回るほどの回転性が、デザイン性優れるドットホールの動きで確認出来ます。

釣りは、魚がヒットした時に、ラインローラーが回るのでなく、ラインスラックの処理時や極抵抗の少ないルアーをリトリーブしている時であっても、常に回転しないと、縒れてしまったラインをスプールに巻き込むことになります。

キャストの際には、それらのラインが一気に放出してしまうことがあり、飛距離低下はもちろん、バックラッシュ等の原因にもつながります。

回らないラインローラーは、リトリーブ感度を著しく低下させるだけでなく、飛距離低下やライントラブルなど様、々なトラブルの引き金につながります。

IOSラインローラーダイレクトは、スピニングにとって避けて通れないラインヨレをむしろ利用し、Daiwaリアルフォーリールの飛距離向上や、巻き感度向上を図る、まったく新しいコンセプトのラインローラーです。





│ラインローラータイプ・ラインナップ

1 リアル用 
・ダイワ・マグシールド有り無しほとんどのリアルフォー用
・17セオリー含む1000番台〜3000番台リールが対象
※但し機種については対象外となります。

2 TD用
・TDイグニス、TD-X、Z、SC-Z等
・初代セルテート、初代ブランジーノ等
・1000番台〜2508番台リールが対象

・カラーは、ソルト対応の赤と、淡水専用の金と銀のみとなります

3 16セルテート・17スティーズ用
・16セルテート系、17スティーズ系、プレッソリミテッドなどの、ロングテーバー形状のラインローラーに適合します。
・カラーは、ソルト対応の赤と、淡水専用の金のみとなります。

※一部初代セルテート、ブランジーノ等は、TD系のラインローラーが該当します。
ただし、ブランジーノは、年式によりラインローラーの形状が変わりますので、現物確認の上でお買い求めください。

※16セルテート・17スティーズ等のロングテーパー仕様のラインローラーは、「ラインローラーダイレクト 16セルテート・17スティーズ・プレッソリミテッド用」をお買い求め下さい。

※装着後は、重量バランスの変動により、多少のローター回転ブレが生じますが、通常のリトリーブでは差し支えございません。


※お求めの際には、必ずリールにあったものを装着ください。
サイズがあわないと、性能を発揮しないばかりか、最悪の場合装着ができない恐れがあります。


│淡水/海水対応カラー
・赤、紫、青は淡水、海水兼用となります。
・シルバーとゴールドは、耐食性が弱く、基本的に淡水での使用をお勧めいたします。
・ただし、TD系のカラーは、シルバー、ゴールド、赤の3色となります。


│同梱品
ラインローラー本体
・専用ステンレス性ベアリング
・各種調整シム
・専用固定ビス
・取り付け説明書(パッケージ記載)

※ご注意ください。
ラインローラーダイレクト・リアルフォー/TD用は、Daiwaリールのラインローラーの回転性を高めるカスタムパーツであり、マグシールド装着リールにも交換可能ですが、マグシールドは防水、防塵、耐食性に優れたラインローラーであり、マグシールド搭載の純正ラインローラーと比較して耐久性が劣る場合がございますので、装着の際にはあらかじめご了承下さいませ。


装着例 TD系






装着例 リアルフォー系










◆リアル用装着方法

・リアル系 05イグジスト

1  ラインローラーを固定している(ビス)スクリューを緩めて、ラインローラーユニットを全て外して内部を洗浄。


2 ベール裏からベアリング、ラインローラー本体、ベアリング0.1mmシムの順(通常は2〜4枚)で、各パーツ共IOS-02を多めに塗布しながら組み付けて、付属のステンビスを締め込み、最小限のがたつきクリアランスと回転を確認する。

※ステンビスの締め込みすぎや、0.1mmシムの入れすぎは、ラインローラーの回転を悪くしますので注意下さい。
また、リール使用前後には、必ずビスの弛みを確認下さい。
パーツ落下の恐れがあります。



│ラインローラーの位置

・ラインローラーの大きい輪のドットが、半分程度隠れるのが理想です。(画像1)
・ドットがアームレバーより下に隠れるほど飛距離性能が出ますが、ラインはヨレやすくなります。(画像2)

・上にドットが完全に見えるほどラインヨレのリスクは少なくなりますが飛距離は低下する傾向にあります。

画像1


画像2

リール全ての個体差により、ラインローラーの位置が違います。
微調整は、付属の0.1mmシムにて調整ください。
また、リールの個体差や使用歴により、ドットの半分隠れる位置に来ない場合もございます。


※注意
カスタムパーツ装着は、純正の優れた耐久性より劣り、メーカー保証が受けられなくなることがあります。
あらかじめご了承ください。


・リアル系 12イグジスト


1  ラインローラーを固定している(ビス)スクリューを緩めて、ラインローラーユニットを全て外して、ベール裏側を洗浄する。


2 ベール裏から0.5mmシム、ベアリング、ラインローラー本体、ベアリング、0.5mmシム2枚、0.1mmシムの順で、各パーツ共IOS-02を多めに塗布しながら組み付けて、付属のステンビスを締め込み回転を確認する。

※ステンビスの締め込みすぎは、ラインローラーの回転を悪くしますので注意下さい。
回転が悪いか、しない場合は、0.1mmシム枚数を減らして下さい。
また、リール使用前後には、必ずビスの弛みを確認下さい。
パーツ落下の恐れがあります。



・リアル系 17セオリー編

※ラインローラー裏側に、金色のプレートがあるリールも含まれます。

1  ラインローラーを固定している(ビス)スクリューを緩めて、ラインローラーユニットを全て外して、ベール裏側を洗浄する。
ベール裏側の金色のプレートも外す。
外れない場合は、パーツクリーナーを拭きかけて、裏側からかるく叩くと外れます。




2 ベール裏から0.5mmシム、ベアリング、ラインローラー本体、ベアリング、0.5mmシム2枚、最後に0.1mmシムを、ラインローラーがわずかに上下に動く程度に、かつ、下部ラインローラーのドットが半分隠れる程度に、
各パーツ共に、IOS-02を多めに塗布しながら組み付けた後、付属のステンビスを締め込み、ラインローラーのクリアランスと回転を確認する。

※ステンビスの締め込みすぎは、ラインローラーの回転を悪くしますので注意下さい。
回転が悪いか、しない場合は、0.1mmシム枚数を減らして下さい。
また、リール使用前後には、必ずビスの弛みを確認ください。
パーツ落下の恐れがあります。


ラインローラーの適正位置

ラインローラーの大きい輪のドットが、半分程度隠れるのが理想です。
ドット部が完全に露出してしまうと、巻き感度は向上するものの、ラインよれが目立つようになります。

尚、リール全ての個体差によりラインローラーの位置が違います。
微調整は、付属の0.1mmシムにて調整ください。
また、リールの個体差や使用歴により、ドットが半分隠れる位置に来ない場合もございます。

※注意
マグシールド機構は耐久性に優れた機構です。
マグシールドを外すことで耐久性が劣ったり、カスタムパーツ装着は、メーカー保証が受けられなくなることがあります。
あらかじめご了承ください。



◆TD用 装着方法

簡単&回転音少な目セッティング

1  ラインローラーを固定している(ビス)スクリューを緩めて、ユニットを全て外す。


2 ベール洗浄したのち、付属のステンビスをアームレバーより差し込む。


3 その上にベアリング、ラインローラー本体、0.5mmシムの順で組み付けて、最後にビスを締め込みます。


4 ラインローラーの位置については、ラインローラーの大きい輪のドットが、半分程度隠れるのが理想です。
ドットが、アームレバーより下に隠れるほど飛距離性能が出ますが、ラインはヨレやすくなります。
上にドットが完全に見えるほど、ラインヨレのリスクは少なくなりますが、飛距離は低下する傾向にあります。



※ リール全ての個体差によりラインローラーの位置が違います。
微調整は付属の0.2mmシムにて調整ください。



5 最低限回る程度のクリアランス確保を確認したのち、付属のステンビスを締めてラインローラー回転を確認する。
ラインローラーが回転しない場合は、下記の「TD用 回転性能重視セッティング」をお試し下さい。
また、リール使用前後には、必ずビスの弛みを確認下さい。
パーツ落下の恐れがあります


「TD用 回転性能重視セッティング」

1 ラインローラーを固定している(ビス)スクリューを緩めて、ラインローラーユニットを全て外す。


2 ベール裏側のラインローラーカラー(青or黒or白)をフック等でひっかけて取り外す


3 ベールを洗浄したのち、付属のステンビスをアームレバーより差し込み、その上にベアリング、ラインローラー本体、0.5mmシム、カラー(要選択)の順で、各パーツ共、IOS-02を多めに塗布しながら組み付ける。

SC-Zの場合


マグシールド搭載以前の初代セルテートの場合

4 付属の白い2種類のカラーにて、最低限回る程度のクリアランス確保を調整する必要があります。

回転しない場合は、0.5mmのシムの入れ忘れがないか確認。
また、ラインローラーが回転しないで上下の隙間が無い場合は、高さの低いカラーを使用するか、さらに白いカラーをシャープナー等で削って微調整してください。(通常は削る必要ありません。)
付属のステンビスを締めて、再度ラインローラー回転を確認する。
リール使用前後には必ずビスの弛みを確認下さい。
パーツ落下の恐れがあります。

5 ラインローラーの位置については、ラインローラーの大きい輪のドットが、半分程度隠れるのが理想です。
ドットがアームレバーより下に隠れるほど飛距離性能が出ますが、ラインはヨレやすくなります。
上にドットが完全に見えるほど、ラインヨレのリスクは少なくなりますが、飛距離は低下する傾向にあります。





※リール全ての個体差によりラインローラーの位置が違います。
微調整は付属の0.2mmシムにて調整ください。
調整することで、ラインローラーのクリアランスが変化し、再度カラーの調整をする必要がある場合があります。




◎開発者コラム

「IOSラインローラー・ダイレクト/インパクト」

ラインローラーを交換すると飛距離が伸びるというと、そんなバカなー、と思われる人もいる。
しかし、今更言うまでもなく、愛用者なら誰でも飛距離と感度が向上することを体験できる。
リール整備をやりこんでいくと、いかにラインローラーの機能が奥深く、そして、リールにとって大変重要なパーツであるか、身をもって知る。

人によっては、飛びすぎて、ルアーが対岸に届いてしまい、よく無くすほどのラインローラーは、ラインローラーの回転によりラインが整列よくスプールに巻き込まれるから、キャスト時にライン放出がスムースになり、ガイドの抜けが飛躍的に向上することで、結果飛距離が出るというのが飛距離が出る理由である。

さて、巻き感度がなぜ向上するのか?純正ではダメなのか?使えないのか?
前述のラインローラーが回転すると、スプールに綺麗にラインが整列よく巻かれると説明した。

ラインローラーが、例えば、全く回らないとするとどうなるか ?
ラインは整列が乱れて、不安定なラインよれを生じたまま、スプールに巻き込まれる。
よれたラインは、放出の抵抗が著しく、結果飛距離が出ないだけでなく、最悪、バックラッシュなどのトラブルに見舞われやすくなる。

アングラーの唯一の振動の入力伝達経路としてラインがあり、ラインの振動がそのままラインローラーにダイレクトに伝わる。
例えば、クランクベイトなどのリップのウォブリングではリトリーブが軽くなったり、重くなったりをわずかなピッチで繰り返し、一般的に巻きの強弱はハンドルで感じる、これを巻き感度とも言う。

さて、ラインローラーの回転は、使用するルアーの負荷やリトリーブの負荷と、ラインローラーそもそもの回転性の良し悪しで、大きく変わってしまう。
ラインローラーが回っているかを確認する方法として、マジックでラインローラーに印をつけてゆっくりリトリーブをしてみると、ラインローラーが回っているか、回っていないかの確認が出来る。

特に、エリアやライトソルトなどのリールは、1g前後のルアーを使用することも珍しくなく、当然ラインローラーの回転性能の向上が求められ、回らないと振動の劣化はもとより消失にもつながる。
ちなみに、IOSラインローラーは通常セッティングなら、水の中にラインを入れてスナップを装着しただけでもしっかりと回る。

また、IOSのラインローラーは、回転性を向上させるのは勿論、ラインのよれをあえて利用し、スピニング特有のスパイラルにコイル状になって放出される度合いさえも、コントロールしている。
ガイドリングに対して、理想のラインの進入角が存在し、飛距離向上につながっていく。
それをコントロールするのは、ラインの進入角を考慮したラインローラーの形状。

この開発は、およそ1年間ほぼ毎日、ラインローラーのプロトを作成し、ほとんどのイベントを断って開発に専念した。
当然、開発の小林も無収入に近く、これが成功しなかったら自社の会社をたたむ覚悟です、と憔悴しきった彼に、思い詰めたように言われた。

ラインローラーの性能だけでなく、いかにもIOSらしさを盛り込めるか?
勿論、-10度以上でも凍らないことも求められる。
ゴールが見えない手探りの状況は、過去のブログに綴られているが、私個人的にも、メーカーの純正ラインローラーとのパテントとの折り合いもあって、心身はもとより、会社経営的にもどん底まで落ちても、毎日、毎日、譫言のようにラインローラーの形状しか、考えられない日々が続いた。

文字通り、IOS史上最高の危機であり絶対絶命とは、このことである。
その後、メーカーに、最終的なサンプルを送って、数ヶ月後に、私の携帯にメーカーの担当からOKの電話が来た時は、高速を走っていたにも関わらず、一人で「ヨッシャ!」と歓声をあげたことを思い出す。
その時に私は学んだ、「人がやらないことをやろうとしているのだから苦しいことは当然だ」。
そして「わからないことは、わからないのだからほっておく。」ということを学んだ。
そして「焦ってもどうせロクなアイデアは浮かばないのだから、閃くまで気長にほっておいたほうが良い。」とも思った。

この時の苦労があるから、今も相当な暗中模索が続いているが、「なんとかなるさ。」と開き直れるのである。