【Daiwa・SHIMANO】系スピニングリール用 ハンドルスクリューキャップのカラー展開
●2部品構成のマシンカット
 
 KAKEDZUKA DESIGN WORKSです。 
 
 今期からHEDGEHOG STUDIOホームページの方に記事を寄稿させて頂く事になりました。
 
 現場レベルでの目線でものづくりについて活字に落としていけたら良いと考えてますので宜しくお願いします。
 
 さて、今回は初回と言うことで、まずは今期好調なハンドルスクリューキャップについて紹介させて頂きますね。
 
 
 
 昨年2016年に企画して、今期リリースした【Daiwa】【SHIMANO】のスピニングリール用に設計したハンドルスクリューキャップですが、マシンカットの良さを活かして2部品にしてみたんですよ。 
 
 その理由は凝ったデザインのものを安価に提供できるようにしたためなんですね。 
 
 現在市場に出回っているスピニングリールの中には、ハイエンドのものからローエンドのものまで様々な機種がありますが、その中でも中級機種から下のモデルにも安心して使ってもらえるパーツを目指しました。 
 
 具体的にはSHIMANOなら【ステラ】や【バンキッシュ】だけでなく、【ツインパワー】から下、【コンプレックス】から【ストラディック】、【アルテグラ】に至るまで、機種に関係なく付けてもらえると思います。
 
 
 
 同じくDaiwa系のスピニングリールも上位機種からエントリーモデルまで、イグジスト、セルテート、ルビアスなど(※セオリーには尽きません)他の人とちょっとだけ差が付くアイテムを付けてもらえるように考えました。
 
 
 ●スピニングリールはドレスアップしにくい?
 
 さて、自分が普段思ってる事なのですが、スピニングリールってドレスアップする場所が少ないですよね。
 
 ハンドルノブとハンドルの反対側のスクリューキャップくらいしかないんじゃないでしょうか。
 
 まあ、カスタムという事で言えば各部のベアリングだったり、ハンドルそのものを変えるという事はできますが、ベイトリールのようにスタードラグやシャフト類、キャップ類は無いですよね。
 
 
 
 でも逆に一点だけ光るものがあるというのは目立つんですよ。 
 
 自分はこれまであまりスピニングリールはドレスアップをしなかったのですが、ハンドルスクリューキャップは良く人から聞かれますからね(笑。 
 
 ベイトだと突っ込みどころが満載なので「特別どこが」という事はないのですが、スピニングリールはわかりやすいんでしょうね。 
 
 ハンドルスクリューキャップは個性を出しやすい部分でもあると思います。 
 
 
 ●ハンドルスクリューキャップ二色展開
 
 販売は単色になるのですが、Daiwa・SHIMANO問わず広い機種に互換性がありますので、お手持ちに適応機種が二台以上あればカラーで遊んでもらえます。
 
 
 
 まあユーザーさんにとってみれば、「バラで売ってくれよ」と思われるでしょうね(汗っ。 
 
 しかしながら、これをバラで売ってしまうと偏ったカラーだけが無くなってしまって、結果単価を上げなくてはならないんですよ。
 
 この手の商品の単価というのは流通時に何倍にも跳ね上がってしまうものなんですよね。
 
 もしもバラ売りしたとしたら、やはり今の倍の値段を付ける事になってしまいます。
 
 ならばこのまま単色で販売して、同じお金を出すなら二つ買ってもらって、色で遊んでもらった方が良いだろう、という判断です。
 
 
 
 まあ、ベースをブラックにして、キャップを色違いにしたいとか、色々やり方はあるんですが、そこは何とか理解してください(汗っ。
 
 
 ●ドレスアップと釣課
 
 さて、今回紹介しましたハンドルスクリューキャップですが、「これを付けても魚が釣れる訳じゃないでしょ?」と思われますよね。
 
 でも自分は違うと思います。
 
 釣りはメンタルですから、気分が上がれば魚が釣れるんですよ(笑。
 
 新しいルアーを投げたり、新しいタックルをおろしたりするとワクワクするじゃないですか。
 
 リールのちょっとしたパーツを交換してやっただけで、何だかちょっとワクワクしませんか。
 
 特にこれまでカスタムやドレスアップをした事がない方には、特にオススメしますね。
 
 ベイトリールをフルカスタムすると、もう一台リールが買えてしまうくらいお金がかかる事がありますが、スピニングのドレスアップならお手軽だし、一点だけでも目立ちます。
 
 中級機種やリーズナブルなエントリーモデルでも、ハンドルスクリューキャップを一つだけ変えるだけで、今までよりも愛着がでるように感じるのは自分だけでしょうか。
 
 
 
 まあ、商品を売りたくて上手い事を言ってるだけにしか聞こえないかもしれませんが、いろんな楽しみ方を提案させて頂くとい意味では、こういう方向性もあるという事ですね。
 
 リールをカスタムするのは最初敷居が高いものです。
 
 自分もそうでした。
 
 でもハンドルスクリューキャップを交換するだけならすぐですから(笑。
 
 今後どういうスタイルで釣りを楽しまれるかはわかりませんが、ちょっとこっちの世界をのぞいてみるキッカケになってもらえればと思って作ったパーツなんですよ。
 
 もしよかったら今回の商品を手にとってもらって、気分が上がっていつもより釣りが楽しく感じるという事を体感してもらえれば幸いです。 
 
 
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![]()  | ![]() Written by 欠塚 実 東京都足立区の町工場で日々ものづくりに励んでます。 リールのカスタムパーツをデザインから設計、サンプル製作、そして時には自分でフィールドテストもします。 NBC房総チャプター(亀山ダム)にも参戦中です! Blog KAKEDZUKA.com http://kakedzuka.com/  | 













































































































































































































