tomosukeの釣行&業務日誌4 -タトゥーラSV TWのチェック終了!-

HEDGEHOG STUDIOのtomosukeです。

フェイスブックでも書かせてもらいましたが、先日タトゥーラSV TWの適合チェックを行いました。

適合チェックといいますが、どんなことしているかと言いますと。。。。

新作リールが入荷した時に、リールにベアリングを組み込める箇所はあるのか?現存するカスタムパーツを取り付けることは出来るのか?それとも新たにパーツを作る必要があるのか?ということを、リールを分解し、会社にあるパーツすべてのパーツをあわせてチェックしていく作業です。

まあ、中々に時間がかかってしまう作業です(汗)


今回のタトゥーラSV TWはそのボディ形状からおそらくタトゥーラCTかジリオンSV TWのパーツが合わせやすいと仮定してチェックを行ったのですが、結果タトゥーラCTとほぼ同じ構造であることが分かりました。


主な共通点は3箇所。

一つ目は、メカニカルブレーキノブがタトゥーラCTなどに取り付け可能な”メカニカルブレーキノブ SMAK”が適合すること。
※ジリオンSV TWなどに適合する”メカニカルブレーキノブ Lサイズ スーペリア”は不適合でした。

2つ目は、スプールにシャフトが取り付けられているタイプであること。

3つ目は、スプールベアリング(メカニカルブレーキ側)のベアリング固定方法が同じだったこと、です。



タトゥーラCTと同じですので、メカニカルブレーキ側のベアリングは、ベアリングストッパーリングではなく”ピニオンリング”と呼ばれるパーツで固定されています。タトゥーラCTやアグレストなどのリールもこの固定方式です。このパーツは、リング本体のツメの部分をボディにひっかけてベアリングを固定しているので取り外すのが少しやりずらいです。

ベアリング交換する際は、タトゥーラなどと同じ方式ですので、こちらのリンク先を参考にしていただければと思います。




また、リールのスペックを比較するとタトゥーラSV TWはスプール径がφ33㎜である、ということが最大の特徴のように思います。タトゥーラCTやジリオンSV TWのスプール径はφ34㎜。たった1㎜の違いですが、キャストフィールにどう違いがあるのか非常に気になります!






アルマイトパーツは、ボディがメタリック調でしたのでスカイブルーをチョイスしてみました!如何でしょう?




今回のチェックで、ハンドルノブキャップが既存のタイプがすべて取り付け出来ませんでしたので、純正の状態で撮影しております。恐らく.........新しくパーツ作るとは思うのですが...........(゚ー゚;A




また、ベアリングサイズは1030&830サイズが適合。



自分ならば、巻物によるキャスティングゲームやテキサス&ラバジでのカバー撃ちの両方をすることを想定して、オールマイティに使えるAIR HDかZRベアリングを取り付けたいです!

スプール径の小ささを活かして小型プラグなどをメインに使いたい時には、AIRベアリングというチョイスもいいかもです。



ウォームシャフト部とハンドルノブ内部にもベアリングを追加出来、キットも用意させてもらいました。

カスタムしがいのあるリールだと思いますので、皆様の好みに合わせて改造されてみてください!